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平成24年度コーディネーター養成講座 第2日目

平成24年度コーディネーター養成講座 第2日目(H24.9.29)
第2日目は支援機関、経営者、コーディネーターの先輩そして知財の専門家それぞれの立場からコーディネーターに望むことの講義を行いました。

はじめにひたちなか商工会議所小泉力夫氏よりひたちなか市内企業の状況、特徴そして課題の話があり、
それらの課題から今後の生き残り策についての講義がありました。

また、コーディネーターそして企業訪問時の心構えについての貴重な助言もありました。
受講生は大手企業出身者が多くこの心構えに関しては企業訪問時に大変役立つもの、留意する項目と思われる。

平成24年度コーディネーター養成講座

続いて株式会社アサイン佐川正夫氏から地域企業の経営者が望むコーディネーター像と題し講義をいただいた。
コーディネーターが担当する企業の課題を的確に見つけ、その課題解決に適した制度を紹介してくれたこと、
補助金申請時にエントリーシートの作成を支援してもらったことはこれまでの支援の中で大変役立ったとのこと。
今後の希望としては、ものづくり企業とIT企業のマッチング支援を望まれていた。

小泉氏、佐川氏の講義の後は、そのお二人に森事務局長を加え受講生との質疑応答、ディスカッションを行った。
受講生がこれまでの講義を受ける中で不安に感じたこと、疑問に思っていることなどを熱心に質問していた。

続いて、中小企業支援ネットワーク事業担当の笹原捷男氏から、これまでの本講座修了生の進路先、コーディネーターとしての心構えの講義があった。
笹原氏は人材紹介を専門に活動しており、その中で現在要請の多い職種、資格の情報、優秀な人材は海外からも求人がくることが報告された。

4人目の講師は、これから中小企業でも重要となってくる特許について茨城県中小企業振興公社の知的所有権センター齋藤幸一氏より知財の出願状況と取得状況地財権を活用し発展している企業等の講義があった。
講義終了後、12名の受講生を専門性などを参考に4班に分け、各班で今後の訪問企業先の選定、班員の役割分担の打合せが行われた。明日以降本格的な企業訪問が開始されることとなった。